息子の顔に野球バットが直撃しそう!?その時父が取った行動とは!?

アメリカ、フロリダ州に住む、ショーン・カニングハムさん(37歳)は、野球好きの息子ランドンくんを、春のオープン戦に連れて行ってあげた。ランドンくんはこの日、9歳の誕生日で、何か彼の思い出に残るようなことをしたい、とショーンさんは思ったのだ。
試合は、アトランタ・ブレーブス対ピッツバーグ・パイレーツ戦。順調に進んでいると思った矢先、ピッツバーグの外野手、ダニー・オーティスがバットのコントロールを失ってしまい・・・
なんと、そのバットが客席のいるスタンドの方に投げ飛ばされてしまったのだ。
そして、その先には、ランドンくんが!
彼は試合の写真を母親に送ろうとしていたところで、バットには全く気付いていなかった。しかし、父親のショーンさんは、いち早く息子の危険を察知し、腕を横にほうり出し、バットが息子の顔面に直撃するのを防いだ!
もちろん、ショーンさんの腕には複数の大きな痣が出来てしまったが、彼のとっさの判断が息子の命を救ったとして、高く評価された。
以下、写真と共に詳しく見ていきたい。
初めての野球観戦
ランドン・カニングハムくんは、9歳の誕生日に初めて野球の試合を見に行けることをとても楽しみにしていた。
問題のシーンの写真がこちら
親として、子供を守りたいのは当然。父親のショーンさんの腕にバットが当たったことでバットは方角を変え、結果的にはランドンくんの頭を通り越して下に落ちた。
危機一髪とはまさにこのこと!!!
あと0.1秒でも遅かったらバットはランドンくんの顔に直撃していたであろう。
(この写真を撮ったのは、ピッツバーグ・トリビューンという雑誌のカメラマン、クリストファー・ホーナーさん。)
ショーンさんは後に取材を申し込んできたTV局に、この時のことを振り返ってこう話している。
「父親モードっていうのかな。子供がいる人ならわかるよね?子供を守りたい一心で反射的に腕が伸びたんだ。」
ちなみにショーンさんの職業は消防士で、高校時代には野球をしていたとか。反射神経が良いのはこのためか。
ランドンくんに取って父親はヒーロー!
もしバットが当たっていたら、鼻が骨折したり頭蓋骨が割れていたかもしれないと思うと本当に恐ろしい。母親のアンジェラさんは、この写真を見て、もしものことを考えたら、恐怖で眩暈をおこしてしまうほどだったという。
ある意味で一生忘れられない誕生日になったランドンくん
父親の取った行動をヒーロー話として、家族や友達に自慢しているそうだ。
参照:(LifeBuzz)