いじめっ子に火をつけられた10歳の少年

ケイデン・カルプくん(10)は、自宅近くの野原で友達と遊んでいたところを他の少年たちに襲われ、体にガソリンをかけられ、火をつけられた。
炎に包まれたケイデンくんは全身の20パーセントに火傷を負い、今まさに生と死の間で戦っている。
火傷はケイデンくんのおへそから耳元までのほぼ上半身全域に及び、当初は火傷の傷による感染症に苦しんだが、現在は容態を安定させるために投薬が続けられているという。
母親のハチェットさんは、『私の息子は特別な男よ。やんちゃで楽しいことが大好き。火をつけた子達のことも友達だって言っていたのよ。だけど彼らは息子をバカにしてからかったりイジメていたの。』と話す。
『息子はいつもそういう悪ふざけの標的になっていたけど、それでも彼らと遊ぶのをやめなかったの。』
命を懸けて戦っているケイデンくんのために募金を募るホームページが開設され、そこには「現在彼は生命維持の栄養チューブにつながれ容態は安定していますが、ケイデンくんの治療は長期にわたることが予想され、両親はその間ケイデンくんのそばについていなければならない。長期の入院費用とそれに伴う両親の経済的負担を支援するために寄付を求めています。」と記されている。
ケイデンくんのご両親は他に三人の子供もいるため、両親がケイデンくんの看病で働けないため子供たちの生活のためにサポートや経済的援助が必要な状況だ。
ホームページには、『ご寄付の金額はいくらでもかまいません。少なすぎるということもありません。もしご寄付が難しい状況でしたら、この可愛い少年の回復と彼の家族のために、祈ってください』と書かれている。
子供のイタズラ、いじわる、イジメでは済まされないような大惨事を起こしてしまったイジメっ子たちにも、自分たちのしたことがどれだけ酷いことだったのかをしっかり考えさせることが必要だ。
今はただ、ケイデンくんの回復を祈るばかりである・・・
引用元 METRO