心無いバスの運転手に社会的制裁!

イギリス・マンチェスター州に住むリアムくんは、アスペルガー症候群とトゥレット症候群、そして不安障害の一つであるOCDを持っている。この11歳の少年リアムくんは、母親のリズさんと一緒に映画を観た帰りのバスがどこの停留所に止まるのかを運転手に尋ねた。
そのときバスの運転手は、信じられない態度をとった!
運転手はただ「停留所だ」と答え、それを聞いたリアムくんが混乱してパニックになると鼻で笑い「マヌケ」などと侮蔑の言葉を浴びせてバカにしたのだ。
母親のリズさんは、
『物凄く腹が立ったわ。大の大人が子供にあんなことを言うなんて信じられない。運転手は車内に私が一緒にいることを知らなかったの。だから、夜の10時に子供が一人で乗って助けを求めてる状況だったのよ!?助けようと思うのが当たり前のはずなのに!リアムは物凄く泣いて、いまだにバスに乗ることを怖がっているわ』 と怒りをあらわに話した。
バス会社は現在その件の詳細を調査し、
『私どもの会社の運転手がこのような対応をしたことでリアムくんを動揺させる結果となって大変遺憾に思っている』と代表者はこの親子に謝罪した。
当の運転手は不適切な対応をとったことにより懲戒処分となった。
日本でも、障害者を大勢巻き込んだ凄惨な事件が起こったばかり。
心無い人間によって人間が尊厳を傷つけられることが少しでも減ってくれることを心から願うばかりだ。
引用元 Bus driver called autistic boy ‘mong’ when he asked for directions