有名人たちの死にまつわる都市伝説と謎

マイケルジャクソンやダイアナ妃の死に多くの疑問が持たれたまま都市伝説と化したように、海外では数々の有名人の死にまつわる疑惑や陰謀論が少なくない。
今回はそんな謎多き疑惑の死を噂される有名人たちを紹介していこう。
マリリン・モンローの死
1962年にロサンゼルスの自宅にて遺体で発見されたマリリン・モンローの死因は、解剖の結果マリリンが服用していた睡眠薬の量を誤って過剰摂取したことによる《急性バルビツール中毒》とされ、自殺であると大々的に報道された。だが、彼女の死には暗殺説や陰謀説がつきまとい、中にはマフィアやCIAによって消されたのだという都市伝説的なものもある。
エルビス・プレスリーの死
エルビスの死をめぐる最大の都市伝説は、もちろん【エルビスは生きている!】というもの。1977年8月16日にエルビスの死が伝えられて以来、世界のあちこちで多数の《エルビス目撃情報》があったため、実は死んでなんかいない!という都市伝説となっていったのだ。
エルビスは過食症や高血圧で苦しんでおり、そんな中グレースランドの自宅で薬の誤用による心臓発作を起こし、42歳の若さで亡くなったとされている。
ジョン・レノンの死
元ビートルズのメンバー。ジョン・レノンはニューヨークのダコタで1980年にマーク・チャップマンという男に射殺された。ジョンは4発の銃弾を受け死亡、犯人のマーク・チャップマンは有罪判決後、現在も服役中だ。
70年代にジョン・レノンはFBIにマークされていたため、アメリカ政府が彼の死に深く関与しているという噂が流れた。マーク・チャップマンがジョンを撃った動機は曖昧で、アメリカ政府の指示で動いただけだ、フリーメーソンの操り人形だった、と様々な陰謀説が渦巻く中、事件は今も謎に包まれたままだ。
カート・コバーンの死
伝説的ロックバンド【ニルヴァーナ】のボーカリスト、カート・コバーンは1994年4月8日にシアトルの自宅で遺体で発見された。
彼は遺書を残して自身の頭を銃で打ち抜いて自殺したとされているのだが、現場の状況や銃の弾丸の入射角度などに疑問が残ることなどから、家族やファンの間では自殺ではなく殺害されたのだという意見が根強く残っている。妻であったコートニー・ラブを疑う説も根強く残っている。
最近では、実はカート・コバーンはペルーで生存していたという噂が流れ話題となった。
トゥーパック・シャクールの死
【2パック】の名でラッパーや俳優として活躍していたトゥーパックは1996年にマイク・タイソンの試合を観戦した後に帰り道を運転中に銃撃され、4発の銃弾を受けて病院に搬送されたが6日後に呼吸不全と心停止で死亡診断を受けた。
彼の死はアメリカ政府による暗殺説、自作自演説など数多くの都市伝説を巻き起こした。
また、トゥーパックのライバルだったラッパーで、翌年運転中に同様に射殺されたノトーリアス・ビッグも、トゥーパック殺害に関係していると信じている人たちもいるようだ。
引用元 METRO