地球は丸くないことを証明する論理!?

世の中には地球は丸くないと信じる人たちがいる。(平面地球説信者:Flat Earthers)
そんな平面地球説を唱える人たちの一人、エリック・デュベイ氏の書いた【アトランティスの陰謀】という本の中では、地球が回転する球体ではないということを示す【200もの証拠】が書かれている。(これらの「証拠」はあくまでもデュベイ氏の主張だ)
【地球は丸い】というのは、世界中の政府が主張している最大の陰謀だと彼は言う。
その陰謀に被せられた蓋を引っぺがして事実を暴いてみせるということらしい。
デュベイ氏は、『NASAや現代の天文学者たちは、人類が実際に行って足で踏みしめたという月が【固形で地球のような球体】だとずっと言い続けています。彼らは《月自体は発光しておらず太陽の光を受けて反射している小惑星である》と主張していますね。だけど現実には、月は固形の球体ではなく、平らな円です。』と言う。
デュベイ氏が自身の著書の中で主張している【地球は平らであるという証拠】を今回はいくつか紹介しよう。
地平線はいつも平らである(政府やNASAの写真は偽装されている)
政府やNASAがメディアや書籍に出す写真以外は、上空から地球を撮った写真はすべて地平線が真っ直ぐ平らに写っている。これは何故なのか?
どんな高さにいても、下を見下ろすことなく地平線を見ることができる。
地球が本当に丸かったら。下の図のように、見下ろさなければ地平線は見えないはずだ。
だが実際はどの高さからでも地平線は見ることが出来る。
水はなぜいつも平らにとどまれるのか
もし地球が宇宙空間を疾走している球体なら、どの場所でも水が飛び散らずに平らに安定していることはオカシイ。(平面地球信者たちは重力をそもそも信じていない)
川は登り坂を上むきに流れるのか
地球が丸いということを前提とするなら、3000マイル(約3700km)もの長さを持つミシシッピ川の水は、海へ到達するまでに17キロも登り坂を上向きに流れていっていることになる。
出発地点はなぜ動かない
地球が回転する球体であるなら、ヘリコプターが真上に上がり、一箇所で飛んでその場で動かずにずっと待っていれば、いずれ目的地が勝手にヘリコプターの下に動いてくるはずである。だが実際はそうならない。
高さが変わらないのは何故
ロンドンからリバプールまでは列車で180マイル(約290km)の距離がある。もし地球が球体ならばその真ん中あたりのバーミンガムでは5400フィート(約1,6km)の高さを通ることになる。(注:この計算式はよく分からないw)
飛行機はなぜ直線を飛べる?
地球が本当に丸いのなら、飛行機のパイロットはいつも宇宙空間へ飛び出さないように地球の丸さに沿って機体をコントロールしなければならない。もしずっと直線で飛んだら宇宙へ飛び出すからだ。
夜はなぜ暗い?
もしも夜空に本当に何億もの星が輝いているなら、夜空は物凄く明るくなっているはずだ(地球が平面だと信じる人たちは空に何億もの星など存在しないと信じている)
そもそも飛行機はなぜ飛べるのか
地球が絶えず回転しているのだとしたら、飛行機は回転により起こる時速500マイルの向かい風でまともに飛行できないはずだ。なぜ飛行機は地球の回転による風の抵抗を受けることなく飛べるのだろう。
弾丸はなぜ真っ直ぐ下に落ちてくるのか
地球が本当に回転しているなら、真上に撃たれた弾丸は数百フィート西側へ落ちるはずだが、実際にはそうならず、無風ならほぼ真下に落ちてくる。
などなど、なんとなくそう言われれば疑問に思えないこともない論理が展開されてゆく・・・
いろんな科学的理論は基本的に無視して(平面地球信者たちはそもそも科学的説明を信じていないので)説明がなされていくのだが、子供のように純粋な思考だけで考えれば「なるほど、確かにオカシイ」という気がしてくるのも分かる気がする。
さあ、どうですか?あなたは地球は丸いと思いますか?!
引用元 METRO