信じられない!裏庭に現れた2匹の動物

人間の場合、一緒に食事をして仲が深まる、ということはよくあると思う。
古いことわざにも、「同じ釜の飯を食う」とあるぐらいだ。
しかし、動物の場合はちょっと違う。
動物にとって、食糧を獲得するのは命がけのこと。狩猟本能というのがDNAに根強く備わっているぐらいだ。このエサを逃したら自分は死んでしまう、と思ったら当然の行動なのかもしれない。
そんな「弱肉強食」の世界で、「同じ釜の飯を食う」ことで親睦が深まることなんて、ほぼありえないだろう。
イギリスに住む、スー・メイシーさんは、自然と動物が大好きな主婦。
彼女は、時々裏庭を訪れてくる野生動物を見るのが好きだったため、ボウルに食べ物やお水を入れて、庭先に置いておくようにしていた。
しかし、ある日、彼女は信じられない光景を目にした。
それは、食物連鎖のピラミッドを考えると、共存がありえないはずの2匹の動物が、仲良く同じ場所にいたからだ。
その動物とは、キツネとハリネズミ。
食事を求めて、メイシーさんの裏庭に現れた1匹のハリネズミ。
どうやら食べるのに夢中で、キツネが来たことに最初は気づいていない模様。
その後、気づいたようだったが、逃げる素振りを見せないどころか、驚いたり慌てふためいたり様子も一切なく、ただ淡々と食事をし続けていた。同様に、キツネもハリネズミに敵対心を見せることなく、ただ、ボウルに入っている餌を求めているようだった。
「窓から庭を覗いていると、キツネやハリネズミが来ていることはこれまでにもよくあったわ。ただ、同じタイミングでこの2匹が来るなんてことは絶対になかった。だから私がこれを見たときは本当にびっくりして、椅子から転げ落ちそうになったわ。」
「初めに来ていたのは、ハリネズミの方。それから少したってキツネが来たんだけど、キツネから敵意は一切感じられなかったわ。それにハリネズミからも驚いた様子は全く見られなかったの。」
「ただ、キツネが来た時点では、既にボウルの中のエサはほとんど残っていなかったのよ。それをキツネもわかって、少しウロウロしたあと帰っていったわ。キツネはもう少し早く来るべきだったわね(笑)。」
と話す、メイシーさん。
弱肉強食の動物の世界でこんなことがあるなんて!!!・・・にわかに信じがたいが、画像も動画も、編集・加工一切なし。事実として存在している。
動物の世界は、われわれ人間にわからないことがまだまだたくさんありそうだ。
動画は以下でチェック!!!
参照:(LifeBuzz)