いたずらピエロじゃない、実在した殺人ピエロたち!

いこのところアメリカ・イギリス全土で流行している、
誰も殺さない殺人ピエロ。
要は恐ろしいピエロのコスチュームを着て人々を驚かせたり追いかけまわしたりするイタズラが大流行しているということなのだが、とはいえ夜更けに不気味なピエロに追いかけられるなんて、イタズラだと分かっていても恐ろしい。
この殺人ピエロたちは誰も傷つけず殺しもしない、ただのイタズラ者たちだとみんなが知っているが、歴史の中には本当に邪悪で恐ろしいピエロたちがいた。
イタズラピエロに追いかけられた人たちでさえも、こんな邪悪な殺人ピエロに出会わなかっただけでも幸運だった!と思えるいくつかのモノホン殺人ピエロを紹介しよう。
未解決殺人ピエロ事件
1990年5月、フロリダ州ウェリントンで、とある女性が自宅でくつろいでいると、家の呼び鈴が鳴った。玄関ドアを開けると花束と2つの風船を持ったピエロが立っていた。ピエロは玄関先で対面した形から至近距離で彼女の顔を銃で撃った。女性は病院へ搬送されたが2日後に死亡した。その家の夫が最有力容疑者として浮上していたものの、決定的証拠がないまま現在に至るまで未解決のままとなっている。
事件を担当していた警察署の広報担当者は、『19年間で最も奇妙な事件』と地元紙に語っていた。
ピエロのポゴさん
実際のゲイシーの写真
代表的な殺人ピエロとして知られるジョン・ゲイシーは、歴史上最も邪悪なピエロだ。
彼は地元のパーティーやイベントなどでピエロの扮装をしては子供達から人気を集めていた名士だったが、実は小児性愛の同性愛者で、少なくとも33人もの少年をレイプし殺害した。
そのうち4人は殺害後近くの川に流したが、29人の死体は自宅の床下に埋めて隠していたという。
刑務所に投獄されてから14年後に、12件の殺人罪において有罪の判決を受け、法律家志望の青年を面会中に誘い出し手にかけようとした件をきっかけに1994年に薬殺刑で死刑となった。
ゲイシーが描いたセルフポートレート
ピエロのクラッツ
元警察官で、元大臣だったポール・カーロックジュニアは、少年に性的暴行を加えた罪で起訴され、裁判継続中だった2007年に、刑の確定前に死亡した。ポールは『クリスチャン・ピエロ』として活動していて、自宅からは21本の児童ポルノビデオが押収されている。
ブラド・ザ・ドラマー
彼自身が名付けた『ブラド』という名のピエロに扮して演奏するデスメタルバンドのドラマー、マーティン・エバニックは、現在20年の実刑で服役中だ。
マーティンは2013年に児童ポルノビデオを製造販売した罪で実刑判決を受けた。彼は自身のSNSなどに、血の飛び散ったベストなど《殺人ピエロ》の格好をした写真を何度も投稿していた。この事件については暴行や殺人というわけではないのだが、どうも小児性愛傾向の変態ヤローがピエロを好む傾向にあるようだ。。。
フランスの殺人ピエロ騒動
2014年にはフランスで集団ピエロが人々を脅かす事件も起きていた。ピエロの衣装を身につけた男が通りで通行人を鉄の棒で殴打した事件や、斧を振り回すピエロの攻撃をよけようとした学生が手を切られて怪我をしたという事件、小学生がチェーンソーを抱えたピエロに追いかけられた事件もあったという。この一連の事件の後、南フランスのある町ではピエロの衣装自体を条例で禁止したそうだ。
フランスのピエロ騒動に比べれば、最近のアメリカ・イギリスのピエロ・ブームはまだ可愛いほうに思えてくる。
では最後に、あなたがピエロ恐怖症なら絶対に見ないほうがいいビデオを紹介しよう。
もう一度繰り返すが、あなたがピエロを怖いと思っているなら、このビデオを絶対に見ないほうがいい。
今夜あなたがグッスリ眠れますように・・・
引用元 METRO