俺の名前を呼んでくれ!!! 〜歪んだ愛の結末〜

ヒステリックな声で警察に電話をかけてきたのはフィデル・ロペスという24歳の男。
ガールフレンドのマリア・ネメス(31)がバスルームで死んでいるという通報だった。
『急いで!俺の彼女がバスルームで倒れてて、息をしてない!死んじゃうよ!誰か彼女を助けてくれ!』
救急隊が到着したとき、パニック状態で隊員たちを急かしていたロペスだったが、のちに警察の取り調べで自分がガールフレンドを殺害したことを認めた。
ロペスとマリアさんはアパートで激しく体を求め合い男女の営みを楽しんでいたが、その最中にマリアさんが元夫の名前を2度も呼んだことに激怒したロペスは部屋中をメチャクチャに荒らした後、気絶しているマリアさんの体を様々な道具を使って切り裂き、なんと素手で腸を引っぱり出したというのだ。
ロペスは逮捕当初はマリアさんの殺害を否認していて、マリアさんが呼吸困難でバスルームに駆け込む前に、彼女がベッドでビール瓶を使ってプレイして欲しいと自分に頼んだのが原因などという発言をしていたが、捜査官が『これはそういう行為の話ではない』と一喝。
結局、ロペスはマリアさんの殺害を認めた。
自らを【モンスター】と呼んだロペスはブロワード刑務所に収監され、検察は裁判で死刑を求刑する予定だ。
愛の行為の最中に元旦那の名前を呼ばれたとはいえ・・・
素手で腸を腹から引っ張り出すとは・・・怒りのコントロールが壊れすぎている。
歪んだ愛の犠牲となった彼女は、ロペスの名前さえ、もう二度と呼ぶことは無い。
引用元 METRO