スマホの電池を長持ちさせるコツ

人類はピラミッドを立て、エベレストを制覇し、火星へまで進出しようとしているが、いまだスマホのバッテリーを長持ちさせる方法を見つけ出せずにいる。
この10年間、スマホの電池はこうすると長持ちするよ!とかいろいろな裏技(といわれる謎のアドバイス)が飛び交ってきた。
バッテリーがゼロになるまで使ってから充電したほうがいいだとか、できる限り電源を切っておけとか、こまめに充電するしかない!だとか、中には冷蔵庫で冷やせ(笑)とかいうものもあった。
だが、ある化学者グループが言うにはこれらのアドバイスはもう古臭い賞味期限切れの噂でしかなく、現代のスマホにおいてはすべて間違いだそうだ。
アメリカ化学会の化学者たちがスマホのバッテリーを長く維持する方法を教えるための動画を製作した。
《電池切れになるまで使い切らない!》
これはスマホの電池がニッケル電池だったときは有効だったけれど、現在はリチウムイオン電池が使われているので電池切れまで使っていると、もともとの電池容量まで減少させてしまうことがあるということだ。
こちらも完全な電池切れの様子・・・
《しょっちゅう電源を切っておかない!》
50%以下のときに電源を落とさないほうがいい。多くの人は切れるギリギリのときに何とか待たせようとして電源をOFFにしがちだが、それは逆効果なのだとか。仕事用の電話だったら永遠にオフにしておきたいという人は多いだろうが(笑)、化学者たちはスマホが 50%以上充電してあることを確認した上で半年に一度くらい電源を入れ直すことを勧めている。
《スマホが熱くならないようにする!》
あまりにもスマホが熱くなっているとバッテリーの寿命に影響を与えるだけではなく、スマホ自体が爆発するケースも報告されている。直射日光の当たる場所や高温の室内や車内にスマホを放置してはいけない。
さらに水に濡れることはもっと良くないので注意だ。
・・・とはいえ、最新機種は完全防水だったりするので、より心配しなければいけないのは充電による加熱や高温の場所での爆発事故のほうだろう。くれぐれも安全に注意してほしい。
引用元 METRO