呆れるほど身勝手な理由で娘を殺した男

アメリカ・ニューヨーク州で起こった、なんとも痛ましい事件・・・
ライアン・ローレンス(25)が野球のバットで殴り殺したのは、実の娘(1歳9ヶ月)のマドックスちゃん。しかも殺害後に遺体を燃やし、川に投げ捨て隠蔽を図り、何食わぬ顔で捜索願を出していた。
ライアンはなぜ愛する娘を殺したのか。
実はマドックスちゃんは目のガンの手術を受けたばかり。
マドックスちゃんがそのガンを克服したことにより近所の注目を集めていたこと、そして妻の愛情を独り占めしていたことに我慢ができなかったのだという。
なんとも身勝手な理由で娘を殺害したライアンは妻とともに娘を案ずるふりをして捜索願を提出。
その36時間後にマドックスちゃんの遺体がダイバーによって発見された。
母親のモーガンさんは、その日仕事場に迎えに来るはずだった夫が姿を見せず、代わりに車とキーが駐車場に置いてあり、その車で帰ると夫のライアンが遺書のようなものを残しているのを見つけた。
その中にマドックスちゃんを殺して自分も死ぬという内容が綴られていたため、モーガンさんはすぐに警察を呼んだのだという
まもなく警察は10マイルほど離れた場所でライアンを確保し、ライアンはマドックスちゃん殺害を認めた。
自分よりも娘が注目されているのが気に入らない、妻の愛情が娘だけに注がれているのが許せない、という本当に馬鹿げた自己愛だけのために、せっかくガンから生還した幼い娘を殺して川に捨てるという行為は、とうてい理解できるものではないし許すことはできない。
ライアンは懲役25年を求刑される予定だというが、こんな身勝手な理由で小さな命を手にかけた男は永遠に刑務所から出てきてほしくない・・・